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iDeCoで運用を始めるあなたに、知っておいてほしいデータ

こんにちは!みらい女性倶楽部のコラム担当冨田です。

わたしのiDeCoの運営管理機関であるSBI証券の確定拠出年金のサイトには、いろんな情報が配信されています。
そのなかに「購入金額人気ランキング(元本変動型)」があったので見てみました。
これは、SBI証券のiDeCo加入者がどのファンドを購入しているかを、金額ベースで月間ランキングにしたものですが、あくまでもSBI証券のiDeCo加入者のトレンドであるので、参考程度にしてくださいね。

~SBI証券購入金額人気ランキング(元本変動型)~
(集計期間:2017/3/1~2017/3/31)【】内:投資対象カテゴリー
1:ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス 【外国株式】
2:レオス-ひふみ年金【日本株式】
3:大和-iFree NYダウ・インデックス【外国株式】
4:SBI-EXE-i新興国株式ファンド【外国株式】
5:三井住友-三井住友・DC日本株式インデックスファンドS【日本株式】

SBI証券のiDeCo運用商品ラインナップは61本(2017年4月30日現在)あるのですが、購入金額TOP5の顔ぶれを見てみると、株式運用のファンドがずらり。

株式や債券に分散して運用するバランスファンドは、9位にはじめて出てきました。
ランキングからは、iDeCo加入者の積極的な運用スタンスが感じ取れます。

iDeCoは、長期間にわたり、毎月一定額をコツコツ投資する運用スタイル。ですので、一度にまとめて集中投資をするスタイルよりも、株式市場の変動リスクを軽減することが出来ます。
そのためiDeCoのような長期投資の資金では、株式で運用するファンドにチャレンジする方が多いのかもしれませんね。

とはいえ、実際に株式市場の絶不調な時(暴落時)に直面すると、コツコツ投資を続けることにためらう方もいらっしゃるのではないでしょうか(わたしもそうでした)。

一時的な株式市場の下落ならば、しばらく様子を見ようと、そんなに気にしないものですが、あまりにも下落が続くと、まだまだ下がるんじゃないか、もう上がらないんじゃないか、とビビッてしまうのです。

そこで、株式市場が好調な今こそ、ぜひ知っておいてほしいデータをご紹介します。

NIKKEI MONEYマネー研究所の『自分の耐性は? 長期・積み立てに向く投信選び』という記事に掲載されているデータが大変参考になるので、ご紹介します。
(出典:自分の耐性は? 長期・積み立てに向く投信選び QUICK資産運用研究所 北澤千秋)
記事はこちらから読めます

記事では、2000年1月から2016年12月までの17年間、代表的な指数「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」に連動するファンドに、毎月末1万円ずつ積立投資をした場合の資産推移が検証されています。

試算結果は、外国株式に連動するファンドの投資成績が一番よく、投資元本である204万円が1.6倍の333万円になっています。

やっぱり、外国株式がいいね!

と結論付けたくなりますが、ちょっと待って。

試算の対象となった2000年から2016年までの、運用期間中の出来事と資産の増減を、ぜひ知っておいてほしいのです。

2000年にはITバブルの崩壊、2008年にはリーマンショックがありました。

リーマンショックというと、当時100年に一度と例えられたほどの、世界的な不況と株式市場の下落だったので、もしかすると特殊なケースかもしれません。
でも、10年、20年、30年と長期で運用をする間には、いい時もそうでない時もあるかもしれないと、心づもりをしておくといいと思います。

ではリーマンショックの影響があった時期、外国株式に連動するファンドで積み立てていた運用資産が、どうなったかというと…。

2008年から2012年あたりまで、約4年間投資元本を大きく下回っていました。
試算によると、2008年のリーマンショックが起こった時は、最大で投資元本の約40%の含み損(評価額上のマイナス)になっています。

いずれ相場は回復すると思っていても、何年も投資元本を下回り続けると、不安になり、積立投資を継続する気持ちが萎えてしまいそうですよね。
でも、先程の17年間の試算の結果は、そんな時も積立投資を続けたからこそ、その後の株価上昇時期を迎え、投資元本を大きく上回る成果を得ることが出来たんです。

ちなみに、「日本株式」「外国株式」「日本債券」「外国債券」の4資産に分散投資するバランス型で、積立投資をしていたとしても、2008年から2012年の間は、投資元本を下回っていたようです。
分散投資をしていても、世界的に株式市場が大きく下落したら、影響を避けきれない時もあるのですね。

このように、あくまでも過去の事例ではありますが、参考までに知っておけば、運用を始めた後、株式市況が不調になった時にも冷静に対処できるのではないでしょうか。

これからiDeCoを始める20代、30代、40代前半の世代は、20年以上の運用期間がありますので、積極的にリスクを取って、株式運用にもチャレンジできます。
ですが、わたしのように50代目前の運用期間が短い世代は、リスクも十分考えたうえで、iDeCoの運用を楽しみたいものですね。

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