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【用語解説】「中小型株」って、どんな株?

こんにちは!みらい女性倶楽部のコラム担当冨田です。

最近、株式に関する記事やニュース、投資信託のファンド名の一部に「中小型株」という用語を見かけます。

日本経済新聞の見出し(2017/9/29付け)に『株、「業績の秋」にアベノミクス高値更新か 主役は中小型株』とあったり、

約5000本の投資信託を、過去10年間のリターンでランキングした結果を見ると

1.SBI 中小型割安成長株F ジェイリバイブ(国内小型グロース)
2.大和住銀 日本小型株ファンド(国内小型バリュー)
3.J-Stockアクティブ・オープン(国内小型バリュー)
4.MHAM 新興成長株オープン(国内小型グロース)
5.日本新興株オープン(国内小型グロース)
6.新光 小型株オープン(国内小型グロース)
7.スパークス・M&S・ジャパン・ファンド 『愛称 : 華咲く中小型』(国内小型バリュー)
8.JPM ジャパン・テクノロジー・ファンド(国内小型グロース)
9.中小型成長株ファンド-ネクストジャパン(国内小型グロース)
10.三井住友・中小型株ファンド (国内小型グロース)
(出所:モーニングスター ファンドランキング 基準日:2017/09/30、カッコ内は投資カテゴリー)

見事に「中小型株(小型株)」がズラリ。

なにやら元気のよさそうな「中小型株」。
とはいえ、「中小型株」と言われても、どんな株のことなのかピンとこない、という人も多いのでは?

そこで、今回は「中小型株」について解説しますね。

「中小型株」とは、東京証券取引所1部上場の株式を、時価総額(=株価×発行済み株式数、いわゆる会社の規模)と流動性を基準に、「大型株」「中型株」「小型株」に分類し、中型株と小型株を合せたもの。

「大型株」は基準上位100社、「中型株」は大型株に次ぐ基準上位400社、それ以外の約1500社が「小型株」に分類されています。(出所:日本取引所グループ HP 用語集)

つまり、東証1部上場のうち、ほとんどの会社の株式が「中小型株」に分類されていることになります。

代表的な会社名をあげると、

「大型株」:トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャルグループ、ソフトバンク、キヤノン、ファーストリテイリングなど
「中小型株」:ユニプレス、兼松、ニチハ、共立メンテナンス、興銀リースなど

「大型株」は誰でも知っているような認知度の高い会社の株式、「中小型株」は一般的にあまり知られていない会社の株式とも言えます。

また、会社の規模を表す「時価総額」で比べると、「大型株」のトヨタ自動車は約20兆円、「中小型株」のユニプレスは約1500億円。
どちらも自動車業の会社ですが、圧倒的なスケールの違いがあります。(2017年10月11日現在)

ゆえに、投資対象としては「大型株」の方が知っている会社だから安心、規模が大きいと倒産しなさそうと感じ、「中小型株」は聞いたことがない、規模が小さいと経営が不安定では?と、敬遠してしまうかもしれません。

でも「大型株」に名を連ねるファーストリテイリング(ユニクロ)も、1999年2月に東証1部に上場した時は、現在の基準(時価総額と流動性)に照らすと「中型株」や「小型株」に分類されていたかも。

ちなみに、ファーストリテイリングの1999年2月末調整後終値(※)は912円、現在の株価は35,090円(2017年10月11日終値)です。(出所:Yahoo!ファイナンス)
※調整後終値とは、株式分割の実施の前後で株価を連続的にとらえるために、分割実施前の終値を分割後の値に調整したもの。

当時のファーストリテイリングに、ちょっとでも投資をしていたら…と、妄想してしまいます。

でも、将来性有望な「中小型株」なんて、個人ではなかなか探せないー!

そんな時は、「中小型株」を投資対象とする投資信託を活用するのも一つの方法です。

投資信託は、運用のプロたちが有望な投資先をよりすぐり、分散投資して運用してくれます。また、「iDeCo」や来年から始まる「つみたてNISA」であれば、コツコツ積み立て投資するので、ドルコスト平均法の効果も得られ、よりリスクの軽減が期待できます。

一見、投資先として縁遠そうな「中小型株」も、「iDeCo」や「つみたてNISA」なら、気軽にチャレンジできるかもしれませんね。

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