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こんなに使えるiDeCo!運用商品は複数えらべる!変更は何度でも!

iDeCoに加入したい!と思ったら、考えることが色々ありますね。
まずは、どの運営管理機関(加入する金融機関)にするか(参考コラム:『運営管理機関って、どう選んだらいいの?』)。

そして同時に、どんな運用をしたいのかも考える必要があります。

でも…運用成果によって将来の受取金額が変わってくる、とあっては

「いろいろありすぎて、決められない…。」
「運用なんて初めてだから、なんだか怖い…。」

と、不安になって、iDeCo加入そのものをためらってしまうこともあるのでは?

税制のメリットなどiDeCoの魅力をわかっていても、始めなければせっかくの制度が活かせなくてもったいない!!

そこで今回は、iDeCoの使い勝手って意外とよいんだよ!ということをお伝えします。

iDeCoの使い勝手ポイント
ポイント①:運用商品は、いつでも変更できる!
ポイント②:運用商品は、1つだけじゃなくて複数を選ぶことが出来る!
ポイント③:運用を、お休みすることも出来る!
■ポイント①:運用商品は、いつでも変更できる!

運営管理機関を決め、iDeCo口座ができたら、選んだ運用商品で毎月の掛金を積み立てていきますが、選んだ運用商品はiDeCoに加入している間、自由に何度でも変更することが出来るんです。

たとえば、運用商品A→運用商品B。
運用商品Aを定期預金、運用商品Bを投資信託とすると、iDeCoに加入したときはよくわからないから定期預金にしていたけれど、iDeCoのことが少しわかってきて、そろそろ運用を始めたいなぁと思ったら、投資信託へ変更する、ということが可能なんです。
また、投資信託の種類であるファンドを変更(ファンドC→ファンドD)することも、いつでも出来ます。

■ポイント②:運用商品は、1つだけじゃなくて複数を選ぶことが出来る!

毎月の拠出金額を、いくつかの運用商品に分けて積み立てることが出来ます。
たとえば、全額定期預金じゃなく、一部は投資信託を買ってみたいとか、同じ投資信託の中でもいくつかのファンドに分散したいとか、どちらがいいか絞り込めないから両方やってみたい!など、掛金の中で自由にその割合を設定できるんです。

■ポイント③:運用を「お休み」することも出来る!

持っている投資信託が値上がりして、いったん利益を確保したいと思った時は、資金を定期預金に預け替えることで、価格が変動する運用をお休みすることが出来ます
また、毎月の掛金の額をゼロにすることも可能です。(書類の手続きが必要になるため1~2ヶ月かかります)

(ポイント①~③の注意点は、投資信託を解約してほかの運用商品へ変更する場合、信託財産留保額というコストがかかることもあるので、確認して実行する必要があります。)

このように、iDeCoはとっても使い勝手がよい制度なんですねー。
加入する前は初めてのことで不安があるのは当たり前。まずは定期預金で拠出を始めてみたり、知っている運用商品で始めてみたりなど、徐々に慣れていって、iDeCoを使いこなせるようになるといいですね。

★2016年11月11日現在の情報です
(執筆 冨田仁美

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