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【開催報告】スナック風の歌「大切な人の見送りから考えたこと」ゲスト 大江加代さん


6/8(日)15:00~東京八丁堀のCasa Feliceさんにて、第3回目の【人生とお金のスナック「風の歌」】が無事終わりました!

今回もわたしはオンライン会場にてリアル会場のトークに耳を傾けました。どんなお話が聞けたのか、トークタイムの様子をわたし目線でお伝えしますね。

今回のゲストは、みらいの顧問をしてくださっている確定拠出年金アナリストの大江加代さん(以下、加代さん)。
昨年の1月に夫の大江英樹さん(以下、大江さん)を亡くされ、その直後から今日まで様々なことをこなされてきました。そんな加代さんの「大切な人の見送りから考えたこと」のお話は尽きることなく、いつもよりちょっと長めのトークタイムになりました。

突然、大切な家族を見送ることになったら…。
考えたくもないですが、現実にはそんな経験をすること、ありますね。

加代さんもそのおひとり。

経済コラムニストとして多方面で大活躍だった大江さんの葬儀のこと、相続にまつわる手続きのこと、FPでもある視点から貴重なご経験をお話しくださいました。

葬儀は誰のためにあるのか。

本人から特段の希望を聞いていなかったという中で、呼びたい方、お断りする先、十分な準備時間もなかったでしょうに、その選択をし、大江さんらしい通夜・葬儀をされた加代さん。わたしなら…。うちの家族なら…。あらためて考える機会になりました。

そして資産については、「準備」があってよかったと。
大切な人を亡くし悲しみに暮れているときも、やらなければいけないことが短期間で迫ってくる。そんな時に、お金のすったもんだがあるかないかの違いはあまりにも大きい。それをキチンとなさっていたという大江さん。それぞれの事情により準備の必要のないケースもあるでしょうけど、それでも心も体も疲弊している時に、さらなる時間と気持ちの負担がないことは、残された者としてはありがたいですね。

ほかに備えがあって助かったことに、オンライン会員などのIDとパスワードの記録のお話も。これは自分がいなくなった時だけでなく、自分で管理できない事態が起こっても、当人に代わって手続きしないといけない人の助けになるよう日頃から記録の習慣が超大切。わかってはいてもバックアップをついサボってしまう私には、耳痛でした。大江さん、A3サイズにびっちり記録されていたそうです。さすがです。

トークタイムの最後に、ご病気がわかってからの大江さんとの時間の中で、やれてよかったことを加代さんにお尋ねしました。

完全看護の病院でなく不安があったけれど共に過ごす時間が持てた、ご自宅での療養。そして再入院の際に使った特別室。お孫さんも一緒に過ごせてよかったと話してくださいました。旅行が趣味で、加代さんと国内外の美食の旅を楽しまれていた大江さんらしく「人生の最後に残るのはお金ではなく思い出だ」とおっしゃっていた通りに、残りの時間を過ごされた。本当によかったです。

最後に。
トークタイムの冒頭、加代さんが救われたとおっしゃっていたこと。実は今日一番、わたしの心に残りました。加代さんからのメッセージ、しっかり覚えておきますね。なんとおっしゃったかは、ここでは内緒です笑。

以上、第3回の風スナのご報告でした。

加代さん、ご参加いただきましたみなさま、本日はありがとうございました。

人生とお金のスナック「風の歌」はまだまだ始まったばかりですが、これからも毎回ステキなゲストさんの、面白くて、貴重で、深く心に響くトークに出会える空間を提供してまいります。

次回は7月20日(日)名古屋にて開催いたします。よろしかったらぜひお越しくださいね。
お申込み詳細はこちらからご覧ください。お待ちしております♪
お申込みページ

(運営スタッフ 冨田)

 

 

 

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