最大2万円分のポイントが付与される「マイナポイント第2弾」が2022年6月から始まっています。第2弾は、マイナンバーカードを持っている方も、これから作る方も対象ですが、もしまだ持っていない人がマイナポイントをもらうための「マイナンバーカード交付申請期限」は2022年9月末までと、期限が迫っています!
今回は、マイナンバーカードの作り方や、どうすればポイントがもらえるかなど紹介します。
マイナポイントってなーに?
マイナポイント事業は、個人番号が記載されたマイナンバーカードの普及と、キャッシュレス決済による消費の活性化を目的に、国が実施する政策の一つです。
第1弾は2020年6月から約1年間実施されていました。新たにマイナンバーカードを取得し、キャッシュレス決済サービスにチャージしたり買い物をした人を対象に、最大5000円分のポイントが還元されました。もらった人もいるのではないでしょうか。
今回の、2022年6月30日から始まった第2弾では、マイナンバーカードを既に持っている人も、これから作る人もポイントもらうことができます。
今回ポイントをもらうための条件は3つあります。
<条件①>マイナンバーカードを作成すること
マイナンバーカードを作成し、自分で選んだ決済サービスにチャージをするか、買い物をすれば、利用額の25%、最大5000円分が還元されます。これは第1弾でポイントをもらった人は対象にはなりません。
<条件②>マイナンバーカードを健康保険証として利用できるように申し込むこと
マイナンバーカードに健康保険証の情報を紐づければ、7500円分のポイントをもらえます。
<条件③>公金受取口座を、国(デジタル庁)に登録すること
公金受取口座とは、緊急時の給付金や年金、児童手当、還付金などの国からの給付金を受け取る口座のことで、登録しておけば、申請手続きが簡易なものとなり便利です。
登録は、マイナポータルという、マイナンバーカードを使った様々な行政の手続きや医療費などの確認ができる専用のサイト(アプリ)を通じて行います。登録することで、7500円分のポイントをもらうことができます。
②と③は、第1弾でポイントをもらった人ももらわなかった人も対象です。
要するに、第1弾に参加していなかった人なら最大20000ポイント、第1弾でポイントをもらった人は、最大15000ポイントもらえるのです。かなりオトクですよね。
そもそもマイナンバーカードってどうやって作るの?
マイナンバーカードを作成するためには、個人番号が記載されたマイナンバーの通知カードが必要になります。
通知カードは、平成27年から順次、各家庭に郵送されていますので、まずは手元にあるか確認しましょう。もし、通知カードを紛失してしまっている場合でも、各自治体の窓口で紛失届などを提出すれば、マイナンバーカードを受け取ることができます。まずは各自治体へ問い合わせをしてみてください。
マイナンバーカードの申込は「スマホやパソコン 」「証明用写真機」「郵送」からできます。まちなかの証明用写真機以外の場合は、顔写真(データ)も必要です。その後の流れは以下の通りです。
パスワードはマイナポイントを受け取る際にも必要ですので、しっかりと覚えておきましょう。3回間違えるとロックがかかっちゃいます。
ポイントはどうやったらもらえるの?
<マイナンバーカードを新規に取得し、最大5000円分のポイントGet >
①スマホに「マイナポイント」アプリをダウンロード
②トップ画面の「申し込む」をタッチ
③マイナンバーカードを受け取るときに設定した4桁の暗証番号を入れて、マイナンバーカードを読み取る
④使いたいキャッシュレス決済サービスを選ぶ(事前にスマホにダウンロードするなど登録しておきましょう)
その後、選んだ決済サービスのポイント還元条件(チャージor使用)を確認し、利用すればポイントが還元されます。最大5000円分のポイントをもらうためには20000円分のチャージか使用が必要です。
<健康保険証の利用申し込みをして7500円分のポイントGet>
マイナンバーカードと健康保険証の紐付ければ、健康保険証として利用できるだけでなく、引っ越しや転職をしても健康保険証として使えたり、マイナポータルで医療費控除ができるなど、メリットが沢山あります。
①「マイナポイント」アプリをダウンロード・起動
②4桁の暗証番号を入れて、マイナンバーカードを読み取る
③「健康保険証としての利用申込み」にチェックをいれて申込
マイナンバーカードの作成でもらえる5000ポイントとは違い、チャージや利用は不要で、紐付けるだけで7500円分のポイントをもらえます。
<公金受取口座の登録をして7500円分のポイントGet>
①「マイナポイント」アプリをダウンロード・起動
②4桁の暗証番号を入れて、マイナンバーカードを読み取る
③「口座情報の登録・変更」にチェックを入れて登録
こちらもチャージや利用は不要で、紐付けるだけで7500円分のポイントをもらえます。
利用にあたってのポイントや注意点は?
<ポイント1>
マイナンバーカードを新規に取得した人は、キャッシュレス決済サービスを登録しただけでは、ポイントはもらえません。チャージや買い物をする必要があるので注意が必要です。しかし、上限5000円が付与されるための金額(=20000円)を一気に使う必要はありません。
<ポイント2>
マイナポイント事業は全国民が対象です。未成年でも生まれたばかりの赤ちゃんでも、ポイントはもらえます。しかし、出生届を提出した後でしか、マイナンバーカードを作ることはできないので、お腹の中にいる子はNGです。
ポイントが付与されるキャッシュレス決済サービスは親名義のものとなり、親が既に紐付け済みの決済サービスは使用できないので、別の決済サービスで登録を。
<ポイント3>
通常もらえるポイントの他に、独自のキャンペーンをやっているキャッシュレス決済サービスがあります。オトクなものを3つ紹介します。
①JREポイント
交通系IC電子マネーのSuicaに20000円のチャージをすれば、1000ポイント上乗せ!
②WAON
健康保険証または公金受取口座でもらえるポイントをWAONにして、5000円以上利用すれば、抽選で1万人に1500ポイント、1000人に15000ポイントがもらえる!
③nanaco
抽選で、1000人に30000ポイント、20000人に500ポイントがもらえる‼
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マイナポイントはなんとなく知っているけど、やり方がよくわからず、なかなか始められずにいた人も多いかもしれません。しかし、今回のマイナポイント第2弾は、家族4人であれば最大8万円分と、かなりのポイントが還元されます。食料品や日用品の相次ぐ値上がりで大打撃を受けている家計の助けや、コロナ疲れのリフレッシュに使うなど、様々な形で使えますので、是非この機会に手続きをしてみてください。
★2022年8月26日現在の情報です
(執筆:渡部 ナオコ)
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