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【最新ニュース】国内初!りそなHD、iDeCoの給付受取手数料を無料に

りそなホールディングス(りそな、埼玉りそな、関西みらい、みなと銀行の4行、以下HD)は、7月から個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の給付金の受取手数料を無料にするとの記事が、日本経済新聞(2025/7/1付け朝刊)にありました。iDeCoの給付金受取手数料が無料になるのは、国内初です。

iDeCoの給付金受取手数料とは、60歳以降に積み立てたiDeCo資産を受け取る際にかかる手数料のこと。いわば、振込手数料のようなもので、給付金受取手数料は1回あたり440円(一部の運営管理機関では385円)です。

給付金の受取方法には、
①一括で受け取る(一時金)
②分割で受け取る(年金)
③一括と分割を併用して受け取る
の3パターンがあります。
(選択方法は、加入する運営管理機関により異なります)

この受け取りの都度かかってくるのが、給付金受取手数料です。
一括でまとめて受け取ってしまえば1回440円の負担ですみますが、分割を選択し、年に数回に分けて受け取るようにするとその都度440円がかかります。

たとえば公的年金のように2ヶ月に一度、年に6回に受け取りを分けちゃうと、給付金受取手数料は440円×6回=2640円!(1年あたり)にもなります。

ならば、

給付金受取手数料のかからない運営管理機関で加入しよう!
できるだけ手数料がかからないように、分割より一括で受け取ろう!

と決めてしまわないように。

なぜなら、iDeCoに加入する運営管理機関(=金融機関)を決めるポイントは他にもあり、受取時は一括・分割それぞれに税制の優遇があるからなんです。

iDeCoの運営管理機関えらび、iDeCoの受け取りについては、こちらの過去記事がありますので参考にしてくださいね。

iDeCoは分割受け取り期間も資産を継続して運用できます。
一括でまとめて受け取らず、運用を続けながら受け取っていきたい人には給付金受取手数料の無料化は嬉しいですね。この流れが他の運営管理機関にも広がっていきますように!

☆2025年7月4日現在の情報です。
(運営スタッフ 冨田)

 

 

 

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