マネックス証券のiDeCoサービスの申し込み受付が、9月30日(土)から開始されます。
今回は、6月のコラムの続報で、マネックス証券のホームページに配信されたサービス内容についてお伝えします。
■運用商品ラインナップ
「業界最低水準のコスト(信託報酬等)で運用できるパッシブ・ファンドとコスト考慮後のパフォーマンスが比較優位なアクティブ・ファンドを中心に、最も進んだ商品の中からiDeCoでの資産運用に適した商品を取り揃えました。」(マネックス証券ホームページより引用)
と、ホームページには商品選定へのこだわりを伺える一文が。
このような基準で選定された運用商品ラインナップは、投資信託が21本と定期預金が1本の合計22本です。
投資信託をカテゴリー別に見てみると、
国内債券:1本(パッシブ)信託報酬0.1296%
国内株式:6本(パッシブ3本、アクティブ3本)信託報酬0.1674%~1.7712%
海外債券:3本(パッシブ3本)信託報酬0.1836%~0.2376%
海外株式:5本(パッシブ2本、アクティブ3本)信託報酬0.2160%~1.9440%
国内REIT:2本(パッシブ1本、アクティブ1本)信託報酬0.2700%~1.0260%
海外REIT:1本(パッシブ)信託報酬0.3024%
バランス:2本(パッシブ2本)信託報酬0.2376%~1.2312%
コモディティ:1本(パッシブ)信託報酬0.3996%
ラインナップの特色は、このうち9本がiDeCoの運用商品として業界初の取扱いであること。
たとえば、コモディティカテゴリーには、日興アセットマネジメントの「ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)」。日本を含む世界の金融商品取引所に上場されている、金地金価格への連動を目指すファンドです。
また、海外株式・海外債券・バランスのカテゴリーには、パッシブ運用で業界最低水準の運用コストをうたう、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim(スリム)」シリーズが4本ラインナップされています。
■コスト
マネックス証券の運営管理手数料は「完全無料」です。対象となるのは、
・マネックス証券iDeCoサービスへの加入時・移換時の手数料
・運用管理機関をマネックス証券に変更する際の手数料
・iDeCo加入後に毎月かかる運営管理機関手数料
です。
ただし、「加入時手数料2,777円(支払先:国民年金基金連合会)」や、掛金拠出時に毎月かかるコスト「国民年金基金連合会103円」「事務管理手数料64円」は別途必要ですのでご注意を。
また、運用商品の信託報酬(上記参照)は、パッシブ運用のファンドは業界最低水準レベルとなっており、確かに安いです。
■使いやすさ、情報提供などのサービス
前回のコラム(【最新ニュース】マネックス証券、iDeCoに参入!)で、
マネックス証券のiDeCo ~5つの特長~
・ロボ・アドバイザーで簡単スタート
・お申込み手続きが簡単
・いつでもどこでも年金資産をチェック
・ウェブサイトでいつでも運用商品の配分比率変更や入れ替えが可能
・豊富な商品ラインアップ
と、ご紹介しましたが、サイトの使い勝手や情報提供サービスの内容などの詳しい情報は、まだ入手できていません。新しい情報がわかり次第、お知らせしますね。
★2017年9月14日現在の情報です