みらい女性倶楽部の冨田です。
7月18日(土)10:00から、大江英樹さんの「間違いだらけの公的年金知識」セミナーに20名のご参加をいただき、Zoomにて開催いたしました。
画面越しですが、「うん!うん!」「え―――っ!」「むむむ…」といった皆さんの反応を感じ、オンラインでも伝わってるなー、とホッとしました。
セミナーは、公的年金が本来なんのための制度かをまず学ぶところから始まり、公的年金について間違って理解していることを、たくさんの事例とデータを用いてわかりやすく丁寧に解説いただきました。
大江さんの年金セミナーは4年前にも聴講させていただき、そのときも目からウロコでしたが、今回もさらに「そうだったのか!」の連続で、一度は必ず聴いておきたい、そして何度も学びがあるセミナーだと思いました。
今回ご参加いただいた方々からの感想を一部ご紹介いたします。
・年金をあてにしつつも、なるべく長くしっかり働きたいと思います!
・知らなかったことだらけでしたー。でも、こんなに年金のことを勉強できてよかったです!
・楽しいセミナーでした。もっと勉強しなくてはいけないと思いました。
・年金の基本、誤解されている点、公的年金のこれからについて、短時間の中にもコンパクトにわかりやすくまとめられ、すごく良く理解することができました。
・情報を鵜呑みにするのではなく、真実を見極める目も必要と痛感しました。
また、いただいたご質問と大江さんの回答もご紹介します。同じように感じられている方もいらっしゃるかもしれませんので、共有しますね。
質問:
「年金の積立金がある程度確保してあるにも関わらず、政府が年金支給年齢を65歳から70歳に上げようとしているのか?または、上げる方向に操作しているのかが、まだ良く分からなかったです。未来へのリスクに備えてなのでしょうか。」
回答:
「政府が年金支給年齢を65歳から70歳に上げようとしている」というのは正確ではありません。今までも今後も年金の支給開始年齢は65歳のままです。
もらう方からすると必ずしも65歳からでないと受け取れないわけではなく、60歳~70歳の間でいつでも好きな時に受け取り開始ができるというだけのことです。
ただ、今回の改正でその選択範囲が60歳~75歳まで拡がりました。そしてもらい始める年齢によって年金額が大きく違ってきます。
例えば70歳から年金をもらい始めるのであれば年金支給額は生涯にわたって42%増額されますし、75歳から受け取り始めると84%増額されます。仮に65歳からもらい始める年金が年間200万円だとすると70歳からもらい始める場合の年間支給額は284万円になるということです。
今回、みらいの自主開催セミナーでは、初めてのオンライン開催となりました。
これまでは東京近郊の方しかご参加できなかったのですが、今回はオンラインということもあり全国各地からご参加いただき、とっても嬉しかったです。
にっくきコロナですが、自宅からどこへでも参加することができるオンラインイベントが主流になったことは嬉しいですね。
みらいではこれからもオンラインで配信するイベントをどんどんやっていこうと決心した次第です!
ただ今、みなさんがご興味のあるセミナーを準備中です。どうぞお楽しみに!