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iDeCoに加入してから、住所や氏名が変わった時ってどうするの?

iDeCoの加入中に住所や氏名が変わった時は、すみやかに変更の手続きが必要です。

■住所・氏名の変更手続きの方法は?
加入する運営管理機関のコールセンターに連絡するか、インターネットの加入者サイトから変更に必要な書類「加入者氏名・住所変更届」を請求します。書類を返送してから変更の手続きが完了するまで、数週間程度かかります。

■掛金引落し金融機関の口座と、iDeCo口座の手続きはそれぞれ必要
住所や氏名変更は、iDeCo口座だけでなく、掛金引落しの金融機関口座の変更も別途必要です。iDeCo加入の金融機関と引落しの金融機関が同じ場合でも、それぞれに変更の手続きをします。掛金引落しの金融機関の情報とiDeCo口座の情報は連動していないので注意しましょう。

■変更手続きしないと郵便物が届かない
住所や氏名の変更手続きをしないでいると、大切な郵送物がきちんと手元に届かず困ることに。
たとえば、iDeCoの掛金を所得控除するための「小規模企業共済等掛金払込証明書」。小規模企業共済等掛金払込証明書は、毎年10月末以降、圧着はがきで届く、年末調整や確定申告に必要となる大切な証明書です。受け取れなかった場合は再発行もできますが、手続きに時間も手間もかかります。そうならないよう住所変更の手続きは忘れず行いましょう。

また、1年間のiDeCo資産の明細を書面で報告してくれる「取引明細」。加入者サイトでiDeCo資産の確認はできますが、日頃あまりチェックしていないという人もいるでしょう。でも郵便で取引明細が届けば、そのタイミングで1年に1度はiDeCoの資産状況についてザッと振り返り、現状の把握もできます。運営管理機関により形式は一様ではありませんが、A4サイズの書面数枚で構成されていることが多いです。順調に老後の資産形成ができているか、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

★2020年10月11日現在の情報です
⇒iDeCo大全集目次はこちら

 

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