2020年8月11日付けの日本経済新聞に、「イデコ、事業主証明を不要に 会社員の加入時 手続き簡素化」との記事がありました。
記事によると、2022年秋をメドに事業主証明の提出を不要とし、会社員のiDeCo加入時の手続きが簡素化されるのだそう。
これは会社員の方に朗報っ!と、厚生労働省のホームページや社会保障審議会の資料で調べてみましたが、該当する情報は得られませんでした。
でも、もし本当に不要になるんだったら…。
嬉しいです―――――!
現在、iDeCoの加入手続きにあたっては、自営業者・フリーランス・学生などの第1号被保険者と第3号被保険者の専業主婦(夫)は加入申込書を提出すればよいのですが、第2号被保険者の会社員は別途勤め先に「事業主証明」を記入してもらわないといけません。
老後の資産形成に向け、税制のメリットを受けながら「よーし!iDeCoで積立投資頑張るぞーー!」と盛り上がっても、勤め先の事業主証明が必要となると急に気持ちにブレーキがかかってしまう人もいるのが実状です。
事業主証明の不要については、現段階で決定されているわけではなく、予定されている時期も2年後とまだちょっと先のお話ではあります。でも、個人がスムーズに資産形成できるよう動きがあることは嬉しい流れです。
事業主証明について新しい情報がわかりましたら、またコラムでお知らせしますね!
実現を期待しましょう!
★2020年8月12日現在の情報です
(執筆 冨田 仁美)
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