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ラインナップがたくさん!商品の特徴をつかむポイントは?

個人型確定拠出年金『iDeCo』 に注目が集まる中、加入者の申込み窓口となる金融機関(運用管理機関)が、続々と魅力ある商品を投入しています。

加入者にとって選択肢の拡大は嬉しい反面、商品の名前を見ただけではどんな特徴なのかわからず、戸惑うこともあるのでは?

そこで、今回は商品ラインナップの投資信託について、商品の特徴をつかむポイントを解説します。

まず、「運用方針」をチェック!

運用方針とは、そのファンドが「何を投資対象とし、どんな運用成果を目指しているのか」がわかるものです。

たとえば、

目指す運用成果が、指数(インデックス)の動きに連動するもの  →インデックスファンド
ベンチマークを上回る成果を目指して運用するもの →アクティブファンド

という言葉で表されます。

ベンチマークとは、そのファンドが運用の目安としている指数のことで、通常投資信託では、一般的な指数(たとえばTOPIX(東証株価指数)や日経平均株価など)が使われています。
指数は、その市場の平均値を表しているとも言えるので、ベンチマークを上回る運用成績であれば、ファンドマネージャーの腕がよかった、ということになります。

インデックスファンドとアクティブファンド、いくつかポイントを比べてみると

・コスト面:信託報酬はインデックスファンドのほうが、安いものが多い
・運用のわかりやすさ:インデックスファンドは、指数に連動するので、市場の上げ下げから運用成果がイメージしやすい
・商品選択の楽しみ:アクティブファンドは運用のテーマ(成長企業や割安企業をよりすぐる、ある分野に特化した企業に投資する、など)が豊富で、ファンドを選ぶ楽しみがある

と、それぞれに特長があります。
運用方針を確認すれば、費用面、わかりやすさ、運用を選ぶ楽しみなど、投資したいイメージに合った商品を絞り込むことができるんですね。

絞り込めたら、前回の解説【信託報酬】【運用のよしあし】なども合わせて比較検討すると、よりイメージに近いファンドにたどり着けるかなと思います。

★2016年10月31日現在の情報です

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