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知ってる?「ロボアド」

2017年もスタートしましたね!今年もよろしくお願いいたします。

年始はなにかにつけて「今年こそ!」と意欲的になりますが、投資についても「今年こそ始めるぞ!」と思われた方も多いのではないでしょうか。とはいえ、どんな金融資産を選んだらよいのか見当もつかない…とモジモジしていませんか?

そこで今日はそんな悩みを解決してくれる(かもしれない)「ロボアド」について、日本経済新聞の関連記事を交えてご紹介します。

「ロボアド」とはロボット・アドバイザーのことで、いくつかの質問に答えると、株式や債券などの金融資産をどんな比率で持つとよいのか、目安を提示してくれるサービスのことなんです。

~投資始めは「ロボアド」に相談~
無料で利用できるロボット・アドバイザー
・かんたん資産運用シミュレーション(三菱UFJ信託銀行)
・スマートフォリオ(みずほ銀行)
・野村のゴールベース(野村証券)
・投信工房(松井証券)
・ファンドロイド(大和証券投資信託委託)
・テオ(お金のデザイン)
・MSV LIFE(マネックス・セゾン・バンガード投資顧問)*「どんな割合で株式や債券に投資したら少ないリスクで収益を高められるか」投資家にとっての永遠の目標に近づくためにプロが用いてきた方法を個人向けに簡素化したシステム。
*個人情報の登録なしで、自分に合った資産配分を考えるヒントになる。
*各社のロボアドは用いるデータやリスク許容度の判定法に差があり、複数のロボアドを試す必要あり。
*ロボアドが提案するのはあくまでもリスク資産への配分。投資を学ぶための一つの教材としてとらえる。
(日本経済新聞 朝刊 2017/01/07付)

証券会社や銀行などがこの1年くらいの間に相次いで始めているサービスで、投資経験のある人にも基礎を学ぶきっかけになるとのことで、試しに「かんたん資産運用シミュレーション」と「野村のゴールベース」をやってみました。
・かんたん資産運用シミュレーション:http://www.portfolio-sim.tr.mufg.jp/
・野村のゴールベース:http://www.nomura.co.jp/goalbase/#/

手順に従い、いくつかの質問に答え(ほとんど2択、3択です)最後に提案された投資配分は…

こんなに資産配分が違いますね。面白いです。

どちらも設定条件を「運用期間10年間で資産を倍にする」という無謀なものでしたが、意外に株式だけでなく債券もしっかり組み入れられていたのには少し驚きました。もっと株式の比率が高くなるのではないかと思っていたからです。
自分で考える資産配分と違っているところはとても参考になります。新聞記事のコメントにもあるように考えるヒントをくれるサービスですね。

「かんたん資産運用シミュレーション」は積立プラン、「野村のゴールベース」は資金をまとめて投資するプランと提案前提が異なっています。今後iDeCoで老後資金を作っていきたい人には積立プランで提案してくれる「かんたん資産運用シミュレーション」が適していますね。

ちなみに、私の10年で資金を倍にしたいという無謀な条件に対して「かんたん資産運用シミュレーション」の資産配分の提案にこんなコメントがありました。

「目標額を達成する確率が25%未満と診断されました。積立金額を増やすか、目標額の見直しが必要です。」

ロボットながら親身なアドバイスです(笑)

「野村のゴールベース」の資産配分の提案には投資家タイプ診断結果もついてきて、私は「アディショナルタイムでゴールを決めるタイプ投資家」だそうです。その意味も書かれていましたが、妙にあたっている気がして笑ってしまいました。

ロボアド、試してみませんか?

★2017年1月16日現在の情報です

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