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掛金の「配分割合変更」をしました【わたしのiDeCo日記】

★2021年7月31日更新

iDeCoの初回掛金引き落としが2月末に行われ、掛金の配分変更の期日が3月14日に迫ってきたので、加入者専用のWEBサイトで「配分割合変更」の手続きをしました。(※今回、お話しする事例は、わたしのiDeCo運営管理機関であるSBI証券の場合です。運営管理機関によって異なりますので、ご注意ください。)

SBI証券では運用商品の初期設定が「全額(100%)スルガ確定拠出年金スーパー定期1年」(※)になっているので、今後どうしたいかにより、必要な手続きが変わってきます。手続きの選択肢は、次の2通りです。

※現在、SBI証券セレクトプランの指定運用商品(加入者が掛金の配分設定を行わなかった場合に、一定期間を過ぎると運営管理機関が定めた商品になるもの)は「SBIグローバルバランスファンド」に変わっています。

選択肢①:当面、投資信託での運用をしない。定期預金で運用したい。
⇒このまま配分変更の手続きをせず、定期預金でスタートする。

選択肢②:最初の掛金から希望する投資信託で運用がしたい。
⇒運用商品の配分変更手続きをする。

わたしは投資信託で運用をしたいので、運用商品の配分変更手続きをした、というわけです。

ちなみに運用商品の配分は、金額指定ではなく「割合」でするため、複数の商品に分ける場合1%単位で合計100%になるように配分します。このことを「配分割合を指定する」と言います。

手続きはWEBサイトの「掛金の配分割合」で、変更後の運用商品欄に配分割合(%)を入力するだけですが、そこに「端数」という見慣れない単語が出てきました。

サイトの説明文には『「端数」は、各運用商品に配分される金額に1円未満の端数が生じた場合、その端数分を加算する商品です。』とあります。

わたしは、いくつかの商品を選ばずに1種類の投資信託に100%掛け金を投入するつもりだったので、端数が生じるとは一体どういうことだろうと疑問が…。
そこで、手っ取り早くコールセンターで聞いてみることに。すると…。

「掛金から手数料が引かれるため、端数が出る場合があります。その端数をどの商品に寄せるかをご指定いただくものです。」

う~ん。
手数料って?どの商品に寄せるって?

さらに疑問が出てきて質問すると…。

手数料とは、加入時にかかる費用①国民年金基金連合会2777円(税込)+②運営管理機関1080円(税込)=合計3857円と、毎月かかる運営管理手数料491円(③国民年金基金連合会103円(税込)+④事務委託手数料64円(税込)+⑤運営管理機関324円(税込)※SBI証券の場合、のこと。

つまり、わたしの掛金は23000円なので、諸々の手数料を引くと初回の運用商品買い付け金額は20056円に。
(※)消費税の改定にて上記表内金額も変わっています。
・加入時費用:2829円(税込)
・毎月かかる費用:国民年金連合会105円(税込)、事務委託手数料66円(税込)

掛金から諸費用を差し引いた金額で、複数の運用商品に1%単位で配分するとどうしても端数が出てしまうことがあり、端数の調整をする商品を決めてくださいね、ということでした。

わたしは掛金を複数の商品に分けなかったので、指定したひとつの投資信託が必然的に端数の対象商品になるということでしたが、聞いてしまえば簡単なことも画面の説明だけではわかりづらかったんです。

でも、コールセンターで教えてもらえてすぐに解決できてホッ。

WEBサイトの入力方法が確認でき、手続きはあっという間に終了しました。
これでいよいよiDeCoの投資信託での運用がスタートします!

とはいえ…。
あらためて計算してみると、コストって大きいですね。
所得控除メリットがないと積み立てた資金がコストでジワジワ減ってしまいます。時間をかけて運用益をシッカリ積み上げて資産を増やしていかないと!

⇒iDeCo大全集目次はこちら

★2017年3月8日現在の情報です
★2021年7月31日更新
(執筆 冨田 仁美)

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