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【最新ニュース】iDeCoナビに新機能「信託報酬ランキング」

iDeCoに加入するときに、最初にしなければならないこと、それは運営管理機関(金融機関)選び。(参考コラム:運営管理機関って、どう選んだらいいの?)

運営管理機関を選ぶときのポイントは…

①運用商品のラインナップ
②コスト
③使いやすさ、情報提供などのサービス

ですが、そのうち②コスト、のなかの信託報酬の比較って、実は結構大変なんですよね。
なぜなら、iDeCoの運営管理機関は200以上あり、それぞれの運営管理機関にラインナップされている投資信託の数は、少ないところで数本、多いところだと50本以上!(2018年5月の法改正により、商品数の上限が35本までになりました)
つまりiDeCoに採用されている投資信託は、簡単に比較できないくらいたくさんあるんです。

そこで今回は、信託報酬を比較する際のモノサシになる、iDeCoナビの「信託報酬ランキング」をご紹介します。
※iDeCoナビ:NPO法人 確定拠出年金教育協会が運営する、iDeCoの魅力・手続き方法・金融機関の探し方など、知っておきたい情報を掲載しているサイト。

~iDeCoナビ~(http://www.dcnenkin.jp/信託報酬ランキング「信託報酬ランキング」は、パッシブ運用(インデックス運用)の投資信託を、4つの投資対象ごとに(国内株式・国内債券・外国株式・外国債券)、信託報酬の安いもの上位3つをリスト化したものです。

上位3つの投資信託の取扱い運営管理機関(金融機関)も紹介されています。

リストを見ると、同じ投資対象で、同じパッシブ運用(インデックス運用)であっても、ファンドによって信託報酬に差があることがわかります。

たとえば、国内株式のパッシブ運用で「TOPIX(東証株価指数)」に連動した運用成績を目指す商品の場合、どの商品を選んでもほぼ同じ運用成績になりますよね。ということは、できるだけ信託報酬が安い商品の方が、元本が減らない分、理論上運用結果がよくなるわけです。

つ・ま・り!

同じような運用成績を目指すのなら、コスト(信託報酬)は安い方がよい、ということ。

ランキングされている商品を取り扱っている運営管理機関(金融機関)を見れば、信託報酬が安い投資信託を取り扱っているところはどこなのか、一目瞭然!

たとえば、SBI証券は国内債券・外国株式・外国債券の3資産において登場しているので、コストの低い商品を取り扱うのに力を入れていることがわかります。みずほ銀行も、外国債券以外の3資産で登場しています。

また、4つの投資対象それぞれにおける、信託報酬の最低水準がわかるので、検討している運営管理機関の取り扱い商品の信託報酬と比較して検討することができますね。

上位3位までには入らなかったけど、あまり変わらないくらいだなとか、倍ほども違う!とか、判断することができます。

このように「信託報酬ランキング」を活用して、いろんな角度から運営管理機関、投資信託の選択をしてみるのもいいですね。

もちろん、運営管理機関を選ぶ際は、取扱商品のラインナップや、コールセンターやWEBの使い勝手などのサービス面も、十分にチェックして、総合的に判断しましょう。

★2017年4月17日現在の情報です
(★2021年1月21日追記)

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