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長期の積立投資、きっと続けられる!と思う理由~ひとみんの妄想シリーズ第2弾~

前回の妄想シリーズ第1弾では、32年前、当時20歳だった私が日経平均株価で積立投資を始めていたら、をシミュレーション。増えたり減ったりする運用成果に、果たして積立を続けられたかを想像してみました。

結果は、含み損だった期間に心が折れてしまい、積立を続けられなかったと考えました。

でも、32年間ずっと積立投資を続けられたら、資産は約1.3倍に!
このことから、積立投資を長く続けるには、

「過去のデータに学んで、ガマン期間の心の準備」

が、めちゃめちゃ重要!とお話しました。

実際、私は20代30代からの資産形成に、積立投資を活用することが出来ませんでした。
でも、あの頃に戻れるなら、長期の積立投資をぜひ実践したい!そして、きっと続けられる!と思います。

そこで今回の妄想シリーズ第2弾では、ひとみんが思う「長期の積立投資、きっと続けられる!」理由をお話します。

あの時、日本株式だけじゃなくて、世界に分散投資していたら?

前回のコラムでは、積立の投資先を日本株式のみで検証しました。
というのも、30年くらい前は、投資信託といえば国内の株式や債券に投資するものがほとんどだったからです。

でも、今は違いますね。
国内にとどまらず、広く海外に投資できる投資信託がたくさんあります。

少し前の新聞記事のデータになりますが、バブル期以降1990年から2018年まで、世界の株式指数(※)に連動する投資信託で毎月1万円ずつ積立投資していたら、投資累計額336万円が1113万円に増えていたそうです。(※)指数はMSCI AWI。日本経済新聞「知っておきたいお金の話」2018/05/01付け

前回のシミュレーションとほぼ同じ投資期間で、投資先が世界の株式だったら約3倍強となった計算です。

投資先をひとつの国に絞り込まず、広く世界に分散投資すれば、資産を増やせるチャンスも広がると言えそうです。

投資信託で世界分散すれば、その時の活躍企業に自動投資できて楽しい

世界株式指数に連動する投資信託で積立投資すると、世界の株式に広く分散投資できます。

代表的な世界株式指数に「MSCIコクサイ指数」があります。
「MSCIコクサイ指数」は、日本を除く先進国22か国の1327銘柄(※)で構成され、時価総額の加重平均で組み入れられています。組み入れ銘柄は定期的に見直し、入れ替えられます。(※)MSCIハンドブック 2018年4月末現在。

時価総額とは、ザックリいうと、会社の規模のこと。
時代が移り、活躍する企業が変われば、指数に組み込まれる銘柄も変わります。

世界の時価総額ランキング上位の企業の変遷を見ると、実感がわきますよ。

2007年1月末の上位には、エクソンモービル、GE、マイクロソフト、シティグループ、バンクオブアメリカ。
2020年1月末の上位には、アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、アルファベット(Google)が並びます。

10年ちょっと経つと、上位の顔ぶれがずいぶん変わりますね。

世界株式の指数に連動する投資信託に投資していれば、このように組み入れ銘柄も入れ替わるということです。しかも自動的に。

これから10年、20年の間に、世界を代表する企業がどんな顔ぶれに変わっても、積立投資をしているだけで世界の変化についていけることになる。そう思うと、ちょっとワクワクします。

ちなみに、世界株式指数に連動する投資信託で積立した場合でも、リーマンショックの下落の後は資産価格が下落前に戻るまでに5~6年を要しています。(出典:日本経済新聞 「資産下落の耐性高める」2018/09/01付け)
頭の片隅に留めておくとよいでしょう。

カンタンにやめられないiDeCoを活用すれば長く続けられる

積立投資を長く続けるのに、iDeCoの活用はとても有効です。

なぜなら、原則60歳まで引き出しができない、金額の変更やお休みの手続きは年に1回など、積立を簡単にやめられないルールが強制力となってくれるから。

また、掛金が全額所得控除となり、年末調整で返ってきたお金は、生活費口座と別の口座に移して貯金しておくことをおススメします。ガマン期間の資産の目減りを、計算上カバーしてくれる資金になり、心の支えにもなると思いますよ。

いかがでしたでしょうか。

長期の積立投資は、言うほど簡単なことではないかもしれません。
前回と今回お話してきたことが、これから始める人、すでに始めている人の参考になれば嬉しいです。

★2020年6月1日現在の情報です(執筆 冨田 仁美

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