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「iDeCoとiDeCoプラス その魅力を語る」オンラインセミナー参加報告!

投資信託協会と西日本新聞社オーエン共催の「iDeCoとiDeCoプラス その魅力を語る」オンラインセミナーに参加しました。(2020年12月7日 14:00~15:30開催)

<第一部>
確定拠出年金アナリストの大江加代さんによる講演
「人生100年時代に脚光を浴びるiDeCoとiDeCoプラスとは」
 
<第二部>
大江加代さんと、iDeCoプラスを導入された「南九施設」の社長 有村光子さんの対談「使わないともったいないiDeCoとiDeCoプラス」
 
※iDeCoプラスとは
中小事業主掛金納付制度の愛称で、企業年金を実施していない従業員300人以下の中小企業が、iDeCoに加入する従業員の掛金に上乗せして掛金を拠出することができる制度のこと。

iDeCoの魅力を伝えたい!iDeCoプラスをもっと多くの方に知ってもらいたい!との想いにあふれたおふたりの話に終始引き込まれ、とても有意義なトーク満載の90分はあっという間。でも、聞くべきことはすべてあの時間にギュッとつまっていた完成度の高いセミナーでした。

確定拠出年金アナリストの大江加代さんのiDeCoとiDeCoプラスの制度概要のお話は、30分と限られた時間のなかでもコンパクトにまとまって、つづく後半の対談の理解にとても役立つ内容。

そして、第二部のおふたりの対談は本当に素晴らしかったです! 特に、南九施設の有村社長のお話は感動もの。

有村さんのもともとのお人柄もあると思いますが、社員さんを思う気持ち、これからの人生100年時代に資産運用は欠かせないと確信するその熱量たるやハンパない。画面越しでしたが、かなり圧倒されました!

その有村さんをもってしても、iDeCoプラスを実際に導入できるまでは山あり谷あり。

iDeCoプラスは会社にも社員のためにもなる素晴らしい制度だから、みんな賛同してくれるはず!と思いきや、手ごわいまでの社員さんの抵抗にビックリ。賛同を得るまでの説得にご苦労されたこと。

導入時に必要な大量の書類や、慣れない手続きの連続に、証券会社のサポートを受けながらもすごく骨が折れたこと。
でも、iDeCoプラスを導入し、今や全社員が満足していること。

そんな有村さんの、導入を決めてから社員さんの理解を獲得するまでのお話は、大変ながらも明るく前向きで「うちも導入したい」「あんな会社で働きたい」と多くの聞き手が思ったに違いありません。わたしも思いました(笑)。

若い社員達が老後を迎える頃の社会環境を思い、経済的にちゃんと準備をしておかないといけない、その手段としてiDeCoプラスが必要なのだと。社員が幸せな老後を迎えられるようにするまでが会社の責務とおっしゃり、制度を整え、その意味を活用する側にもきちんと説明されている。究極の福利厚生ではないですか!

今回のセミナーは、後日、編集され配信する予定とアナウンスがありました。参加できなかった方もご覧になれるチャンス!配信情報わかりましたら、お知らせしますね。

そんなわけで、あまりお話するとネタバレになっちゃうので、これ以上は控えますが最後にひとつだけ。

今回のセミナーに参加して、個人的にとても感謝していることがあります。それは、有村さんが何度もつぶやかれた「投資信託って、誰が考えたんでしょう。いい商品ですよねぇ。」に、かつて自分も同じように感じたことを何十年ぶりかに思い出させてもらったこと。

資産を増やせる投資を、限られた人だけができることでなく、誰でも手軽にはじめられるように作られたのが「投資信託」。その投資信託での資産形成に、税制のメリットがついているのがiDeCoやiDeCoプラス。あ~、なんてシンプルなんだろう。

これからiDeCoをはじめたい方。iDeCoプラスの導入を考えている方。その方々をサポートされたい方。今回のセミナー必見です。配信を楽しみに待ちましょう!

(執筆 冨田仁美

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