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【用語解説】株式数比例配分方式とは

株式数比例配分方式とは、株式の配当金やETF、REITの分配金を、取引している証券口座で受け取る方法のことで、原則、口座開設時に選びます。

複数の証券会社で取引していて、各証券口座で株式数比例配分方式を選択している場合、それぞれに預けている株式の数量に応じて、配当金や分配金を各証券口座で受け取ることができます。

たとえば、○○自動車の株式を500株(A証券で200株、B証券で300株)保有している場合、500株分の配当金が保有する株式数に按分され、各証券口座に別々に入金されます。

源泉徴収ありの特定口座を利用すると、株式譲渡損益と配当金との損益通算が証券口座内で行われます

なお、配当金の受け取り方法には株式数比例配分方式のほかに以下の方法があります。
・事前に登録した銀行口座に振り込む方式
・銀行や郵便局に配当金領収書を持参し現金で受け取る方式
・個別銘柄ごとに受取銀行の預金口座を指定して受け取る方式

ただし、NISA(少額投資非課税制度)で配当金非課税にするには「株式数比例配分方式」を申し込んでおく必要がありますので、もし違う方式を選んでいる場合は変更しておきましょう

どの方式を選択しているかは、各証券会社のPCサイトにログインして確認できます。
一例として、
<楽天証券の場合>
「マイメニュー」→「お客様情報一覧」→「国内株式」→「配当金受取方法」に進みます。
配当金受取方法が「証券口座でのお受取り(株式数比例配分方式)」になっていればOKです。

<SBI証券の場合>
「口座管理」→「お客様情報設定・変更」→「お取引関連・口座情報」→「配当金受領サービス」に進みます。
配当金受取方法が「株式数比例配分方式」となっていればOKです。

 

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