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【最新ニュース】大和証券もiDeCoの運営管理機関手数料を無料に!

ネット証券が先行する形で始まった、iDeCoの運営管理機関手数料の無料化。9月11日から大和証券も、運営管理機関手数料を『無条件で、だれでも、0円』とするサービスを開始しました。

そこで今回は、運営管理機関手数料の無料化だけでなく、サイトのサービス内容も拡充した「ダイワのiDeCo」について解説します。

運用商品ラインナップ

投資信託が15本、定期預金が1本の合計16商品です。投資信託をカテゴリー別に見てみると、

国内債券:1本(インデックス型)信託報酬0.2700%
国内株式:2本(インデックス型1本、アクティブ型1本)信託報酬0.2700%~1.6524%
海外債券:1本(インデックス型)信託報酬0.2484%
海外株式:6本(インデックス型1本、アクティブ型5本)信託報酬0.2700%~1.9656%
国内REIT:1本(インデックス型)信託報酬0.5940%
海外REIT:1本(インデックス型)信託報酬0.5724%
バランス型:3本(バランス型)信託報酬0.9720%~1.2960%

すべてのカテゴリーでファンドが用意されていますが、注目すべきは、最多本数(6本)の海外株式カテゴリー。

海外株式カテゴリーには、
「UBS中国株式ファンド」
「ブラックロック・インド株ファンド」
「ダイワ・ロシア株ファンド」
「ダイワ・ブラジル株式ファンド」
と、特定の国(新興国)に投資をするファンドが4本ラインナップされています。

一つの国に集中投資するファンドで「中国」や「インド」はよく見かけますが、「ロシア」は珍しいですね。
証券会社らしくて面白いです。

一方で、国内株式のアクティブ型が1本しかありません。国内株式にも証券会社らしさが欲しいなと感じました。

コスト

iDeCo加入後に毎月かかる「運営管理機関手数料」が『無条件で、だれでも、0円』と業界最低水準です。

ただし、どの運営管理機関で加入してもかかるコストである「加入時手数料2,777円(支払先:国民年金基金連合会)」や、掛金拠出時に毎月かかるコスト「国民年金基金連合会103円」「事務管理手数料64円」は別途必要ですのでご注意を。

また、各カテゴリーのインデックス型ファンドの信託報酬(上記参照)は、『信託報酬ランキング』で比較してみると「ちょっとお高め」です。

(iDeCoナビの『信託報酬ランキング』は、ファンドのコスト比較にとても便利です。調べてみたい方は、コチラ。)

使いやすさ、情報提供などのサービス

大和証券のiDeCoサイトに、新しく『iDeCo 投資スタイル・ナビ』がアップされています。

6つのかんたんな質問(年齢、経済動向への興味、運用経験、運用成果に対する考え方、大きく下がった時はどうする、など)に答えると、その人に適した資産配分を提案してくれます。

「iDeCoを始めたいけど、運用商品の選択が難しい」と感じている方には便利なサービスです。
1分もあれば回答できる内容ですので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

大手の証券会社は敷居が高い、と感じる若い世代には、運営管理機関手数料が無料になった「ダイワのiDeCo」がお付き合いのキッカケになるかもしれません。

個人的には、さらなる運用商品の充実と、信託報酬が安くなることを期待しています!

★2017年9月17日現在の情報です

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