いよいよ年明けからほとんどの現役世代が加入対象となるiDeCo『個人型確定拠出年金』。新規加入者の窓口となる金融機関(=運営管理機関)の動きも活発になり、キャンペーンも増えてきました。
そこで今回は、運営管理機関のひとつである東京海上日動火災保険が展開するキャンペーンについて、モーニングスターに記事がありましたので紹介します。
~東京海上日動が全国の提携金融機関と連携、1月1日からiDeCo新規加入キャンペーンを展開~
・2017年1月1日~3月31日の期間に東京海上日動のiDeCoに新規加入した人が対象
・同期間に東京海上日動と提携している地域金融機関で加入した人も対象
・抽選で401名に「グルメ専用のカタログギフト」をプレゼント
キャンペーンの告知は、提携金融機関や東京海上日動の代理店を通じチラシなどでの紹介になるようです。
面白い取組みですね!
これまでのiDeCoのキャンペーンは、もっぱら運営管理手数料を無料にする、といったものが多かったように思います。いくつかの金融機関で実施していますのでまとめてみました。
(ここではポイントだけの紹介ですので、詳細は各HPなどで確認してください)
運営管理手数料は口座管理手数料とも言われ、毎月の掛け金から自動的に控除されます。各金融機関ごとに無料になる期間、条件などまちまちですが、運用成績に関わらず必ずかかってくるコストなので無料になるのは嬉しいですね。
でも手数料は運営管理手数料のほかに、加入時にかかる手数料(金融機関ごとに異なる。ちなみにSBI証券はキャンペーンの対象になっています)や、国民年金基金連合会や事務委託先に支払う手数料167円(これはどの金融機関を選んでも同じ)もあります。
その他、とても大切な運用商品ごとの信託報酬(運用している間、ずっとかかる手数料)も異なりますので、キャンペーンだけに目を奪われず、加入する際の金融機関選びは総合的に判断したいものです。
とはいえ、キャンペーンはプラスアルファの嬉しいサービスですよね。
変わり種でソニー生命のキャンペーンも面白そう!
こちらはiDeCoの相談をすると抽選の権利をもらえるというもので、あたると豪華な家電がプレゼントされるみたいですよ〜。SONYのPlayStationVRもプレゼントにありました!
本末転倒にならないように気をつけつつ、上手にキャンペーンも利用してみてはいかがでしょうか。
★2016年12月29日現在の情報です