こんにちは!みらい女性倶楽部のコラム担当冨田です。
マネックス証券のiDeCoサービスが9月30日(土)から開始されました。
今回は、前回のコラムでご紹介できなかった「サイトの使い勝手」や「情報提供サービス」、そして特に注目したい運用商品の「選定理由」についてお伝えします。
サイトの使い勝手、情報提供サービス
加入する運営管理機関を選ぶ際に参考となる、各社のWEBサイト。
文字の大きさやレイアウト、見やすさや情報量は各社各様。マネックス証券のiDeCoサイトは、特に強調するような画面構成でもなく、いたってシンプルな印象です。
主なコンテンツは
・節税メリットシミュレーション
拠出時、運用時、給付時の場面に応じた節税メリットをシミュレーション
・加入する前に知っておきたいこと
iDeCo制度の概要、公的年金制度との違い、他の資産作り制度との比較
・マネックス証券で加入するメリット
コスト、運用商品、サポート体制
・投資初心者の運用商品選びのサポート
運用サポートツール、ロボアドバイザーによるポートフォリオ診断
と、投資初心者や年金制度にあまり詳しくなくても、一通りサイトを見れば大丈夫な構成です。
運用商品の選定理由
iDeCoの運用商品ラインナップは、加入する運営管理機関選びの重要チェックポイント。
運用商品の品揃えやコストは勿論のこと、なぜその商品をラインナップに加えたかの「運用方針」もかなり重要です。なぜなら、今後新たにラインナップを拡充する時も同じポリシーで商品を選ぶと考えられるから。
マネックス証券のiDeCoラインナップの「運用方針」を見てみると、
『アクティブファンド(各市場を上回る成績を目指すファンド)については、長期で良好な実績があり(運用費用差引後)、今後も継続可能と判断できるファンドを厳選』
とあります。
そして、その選別眼でラインナップされた運用商品の「選定理由」が、かなり嬉しい内容なんです!
たとえば、「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>」の「選定理由」には、
・長期間のパフォーマンス(コスト控除後、ローリングリターン(5年)等)において、対同種ファンドで非常に優れた実績をあげている
・設定来、組織運用のもと、運用哲学や運用方針、運用プロセスは堅持されており、今後もコンスタントに良好なパフォーマンスをあげ続けることが期待できる
と書かれています。
自分で細かな情報を調べなくても、これまで長期運用実績があり、コスト込みで同種ファンド比優れた実績で、今後の見通しも不安がなさそうだと掴めます。特にアクティブファンドでは、すべて大事な情報ながら、個人では調べて比較することはなかなかできません。なので、この情報と選択眼は嬉しいですね。
実は「選定理由」は、運営管理機関によってまちまちなんです。
参考までに、同じファンドを扱う他の運営管理機関の「選定理由」は、
同じファンドでもこんなに情報量と表現方法がちがうのにびっくり!
iDeCoは、加入する運営管理機関も運用商品も、自分で選ばなければなりません。選ぶためのサポートが充実している運営管理機関かどうか、大切なチェックポイントですね。
「選定理由」に注目してみるのもオススメですよ!