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ストレス発散のための上手なお金の使い方のコツ~筆者の失敗例と成功例~

ストレスがたまったときは、自分の好きなことをするのが一番!例えば、買い物や外食、お出かけなどが気分転換になる、という方も多いのではないでしょうか?

しかし、買い物や外食にはお金がかかります。一時的にストレスが減っても、お金をかけてしまったために、その後、節約生活を強いられたり、希望していたライフプランを実現できなくなるなど、残念な結果を生み出すことも。

そこで今回は、そんな残念な結果とならないよう、家計に無理なく、上手にストレスを発散できるコツをご紹介します!

筆者のダメダメなストレス発散法

限りある収入の中で上手にストレスを発散することは、とっても難しいことです。一例として、お金のプロである筆者自身の失敗エピソードを紹介します。

私は、食べる事がすごく好きです。おいしいご飯や甘いものを口に運ぶたびに幸せを感じますし、カフェやレストランに入るだけで気分がパーっと晴れて、ストレスが消えていきます。

そのため、ストレスがたまるとつい「甘いものを爆食いする」「外食が増える」というクセがあるのです。

爆食いや外食は、たしかにストレス発散になります。でも時間が経つと、食費(ついでに体重)がアップした現実と向き合わなくてはいけなくなり、余計にストレスを感じるようになったのです。

最終的には、節約生活やダイエットなどに疲れて、また爆食い・外食を繰り返すという悪循環が始まってしまいました。

ストレス発散のための行動がストレスを生むとは、本末転倒です。でも、みなさんも、「食べ過ぎた」「買い過ぎた」「お金を使い過ぎた」と、後悔したことはありませんか?

そんな時はストレス発散が悪循環を生んでいる現象が起きているため、対策を考えないといけない状態と言えます。

必要な貯金確保&満足度の高い使い方を実現

上手にお金を使ってストレス発散するには、今の幸せと未来の幸せのバランスを取ることが大切です。

筆者自身が具体的に行った改善策は、教育費・老後資金などの将来のための貯金を確保しておくことと同時に、お手頃価格でも満足度の高い食費の使い方をすることでした。

<外食対策>疲れたらお惣菜・レトルトに頼る!!
食費アップの主な原因は、「外食費」でした。そのため、お惣菜やレトルト食品を自宅に買い置きし、外食の回数を減らしました。
同時に、「週1回程度は家族で外食して良い」というルールを作り、疲れたときではなく、元気なときに行きたいお店に行くようにして、外食を1回1回全力で楽しむようにしました。
<貯金対策>食費はあえて高めの予算を取って家計全体でバランスを取る
おいしいものを食べることを追及していると、食費アップはどうしても避けられません。そこで、食費は私の人生を豊かにするのに必要なお金だと割り切って、食費の予算をあらかじめ高く設定するようにしました。
具体的には、まず収入から将来のための貯金を先取り貯蓄します。そこから残った「使って良いお金」のうち、被服費やレジャー費の予算を低めにして、食費の予算を高めにしました。自分の価値観に合わせて予算配分することで、無理なく貯金を続けられるようにしたのです。
<爆食い対策>おいしいものを少量楽しむ
おいしいものを大量に食べれば、食費も体重増加も止まりません。そこで、豪華なものを少量食べる方針に変えました。
例えば、自分へのご褒美として「100円のお菓子を毎日食べる」というのをやめて、「500円の高級菓子を週1回食べる」といった形です。高級なものは食べたときの満足度が高くなりやすく、食べる量も減るので、体重も増えずにすみます。

いくら対策を立てても、完璧に動くのは難しいもの。ついつい衝動的に「大福を3つ買って全部1人で食べてしまった」なんてことが、今でもたまにあります…(笑)

ですが、対策を意識し始めた後はぐっと食費(&体重)が落ち着き、おいしいものを楽しむことで満足度も高いまま、適度にストレス発散ができています

お金の使い方が上手くなる「ストレス発散法リスト」

自分にとって“満足度の高いお金の使い方“ができるようになりたい方は、「ストレス発散法リスト」を作るのがおすすめです!

まず、自分に合ったストレス発散の方法がパッと見えることが大切です。ストレスがたまっているときに、発散方法を考えるのは疲れるものです。あらかじめリストアップしておけば、簡単に、今の気分にあったストレス発散法を選ぶことができます。思いつく限り、書き出しておきましょう。

そして、ストレス発散法リストには、どのくらいのお金がかかるのかもメモしておきましょう!ストレスフルなときも、頭のどこかで家計のことは気になっているものです。自分の疲れ具合や家計状況に合わせて、お店のメニュー表から選ぶようにストレス発散法を選ぶことで、「イイ選択」がしやすくなりますよ!

<ストレス発散リストの作り方>
1.ストレス発散法を思いつく限り書き出す
2.その方法にかかる金額の目安を書く

<ストレス発散法リストの例>
・たくさん寝る(0円)
・テレビや動画を見る(0円)、映画館に行く(2000円)
・お菓子を食べる(100円)、高級デザートを食べる(500円)
・カフェに行く(500円)、ランチに行く(1000円)、豪華ランチに行く(3000円)
・友達と会う(1000円)、飲み会に行く(5000円)、二次会までフルコース(7000円)
・家族で外食(3000円~5000円)、遊園地に行く(1万円~2万円)
・フリマアプリで買い物(500円~5000円)、ショッピングセンターで買い物(5000円~1万円)
・自宅で歌を歌う(0円)、カラオケに行く(2000円)
・お風呂にゆっくり入る(0円)、入浴剤を入れる(200円)、銭湯に行く(1000円)
・昔買った漫画を読む(0円)、新しい漫画を買う(500円)、まんが喫茶にいく(1500円)
・散歩やランニング(0円)、ジムに行く(月1万)

※上記はあくまでも一例です。内容や値段は、自分の感覚で書きましょう。

できるだけ無料(または格安)でできる発散方法をたくさんリストアップしておくと、気軽にストレス発散しやすくなりますね。

安くても満足度が高いストレス発散法は?

「ストレス発散のために支出が膨らみすぎているな」と思ったら、リストの中で値段が高いストレス発散法について、できるだけ満足度を下げないで楽しめるコストパフォーマンスの良い代替案を考えてみましょう。

考えるときのコツは、「自分にとって、何が一番ストレス発散につながっているのか」を自問自答することです。

例えば、「友達と焼肉屋さんで飲み食いしたい」と思ったとき、主な目的が「焼肉を食べること」であれば、おいしいお肉を買ってきて自宅で焼いて食べることにすれば、支出は抑えつつも満足できることでしょう。
もしも主な目的が「友達とはしゃぐこと」なら、もう少しお手頃価格なお店に替えても満足できるかもしれません。

誰しも、自分のストレス発散や楽しみに使えるお金は限られています。だから、ストレス発散をするときはコスパを意識しておくことで、満足度を高くしたまま、上手にお金を使ってストレス発散ができるようになるでしょう。

ぜひ、忙しい毎日を頑張っている自分へのご褒美として、お手頃価格でも満足できる「自分なりのストレス発散法」を増やしていってくださいね!

★2022年10月25日現在の情報です
(執筆:張替 愛

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