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積立投資は、始めようと思ったときが始め時


先日の日経新聞に『つみたてNISA対象投信、すべてが含み益に』という記事がありました(2021年9月2日付)。

記事では、2018年1月からスタートした「つみたてNISA」で、ずっと積立投資を続けていたと仮定し、2021年7月末の約3年半でどうなったかの検証をしています。

最も資産を増やせた投資信託は元本が約1.5倍にもなり、つみたてNISAの対象となるすべての投資信託で含み益になっている、という内容を伝えています。

検証期間内の株式市場は、コロナショックで世界的に株式市場が大幅下落した2020年3月からの数ヶ月間を除き、おおむね国内外で堅調が続いているので、主に株式に投資しているタイプの投資信託の運用成果が軒並み好調となっているのです。

『つみたてNISA対象投信、すべてが含み益に』というのは、あくまでも記事が書かれた時点での検証に過ぎないのですが、この状況に

わたし、乗り遅れちゃったかも…。
今から始めるのって、遅い?

と感じた人もいるのではないでしょうか。

たしかに、つみたてNISAをこれから始めようと考えていた人や、積立投資ってどうなんだろう…と様子見をしていた人は、検証の約3年半の運用成果に「乗り遅れた」感があるかもしれません。ですが、これまでに始めていた人のほとんどは、これまでと同じように、これからも積立投資を続けるでしょう。そう考えると、これから始める人も、始めたいと思った時に始めればよいだけのことです。

積立投資は「始めよう思ったときが始め時」と言えるのは、上記の理由のほかに、積立投資の2つのメリットにあります。

<メリット1:投資が積立方式だから、購入時期が自然と分散される>
積立投資は、毎月などの一定サイクルで、5000円や1万円などの一定額を定期的に投資するスタイルです。一度にまとめて購入する投資方法ではないので、購入価格も都度バラバラになります。

そのため、市況がよく価格が高くなっている時は少なめ、市況が思わしくなく価格が低くなっている時は多く購入することで、平均購入コストがならさられます。このことを「ドルコスト平均法」と言い、積立投資のメリットとして知られています。

「積立投資なら、積立期間中に価格が下がっても、安くたくさん買えるから、むしろおトク!」

ただし、おトクになるかどうかは、積立期間中に価格が下がっても、その後、回復することが条件です。投資先を選ぶ際は、将来値上がりが期待できるものをチョイスするようにしましょう。

<メリット2:投資のチャンスを逃さない>
株式の運用で投資を始めてみたいと思った時に、少しでも安い時にスタートできたらと様子を見ていたら、ジワジワ上がってしまってタイミングを逃してしまった!なんてことは、よくある話です。

しかし、積立投資だったら、購入の機会は何度も何度もやってきます。すると、価格が高い時も、安い時も購入することになるので、狙っていた安い時も逃すことはありません。

同じような話を2017年11月のコラム(ドルコストだけじゃない、積立投資のメリットとは)でもしていました。つみたてNISAがスタートする少し前です。

その時も「積立投資なら投資のチャンスを逃さない」とお話し、
つみたてNISA開始から3年経った今も「積立投資なら投資のチャンスを逃さない」とお話しています。面白いですね。

積立投資をいつから始めようかなー、どうしよう…。と思っているのなら、積立投資は始めよう思った時が始め時です。
乗り遅れた、なんてことはないんですよ。

 

★2021年9月14日現在の情報です
(執筆 冨田仁美

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