Read Article

共働きママFPが実践する「ご飯作りの段取り」と「らくらくメニュー」のすすめ

仕事で忙しい毎日の中で、「ご飯作り」をストレスに感じている人は決して少なくないはずです。
ママFPである私も例外ではありません。共働きで時間が限られるなか、ご飯作りの時間を確保することに苦労した経験があります。

そこで今回の記事では、「できるだけラクしよう!」と、10年以上工夫してきた私のご飯作りの実態について紹介します。

「らくらくメニュー」が増えるとラクになる!

多忙な共働きにとって、料理に時間をかけることをある程度あきらめることがとても大切です。具体的には、「定番のらくらくメニュー」を増やして、ご飯作りをラクにしましょう!

私見ですが、インターネット上で見つけられる時短メニューは、凝っているものも多いと感じます。凝った料理の習得はさけて、もっと手間なく簡単にご飯ができあがる「らくらくメニュー」を定番化しておくことが、共働きでも無理なく自炊を続けるコツだと思います。

そこで参考までに、私が主に平日後半に愛用している、「まとめて作れるメニュー」「超簡単メニュー」の例を紹介します。

調理時間が減る「まとめて作れるメニュー」

まず、「まとめて作れるメニュー」で調理時間をカットするのがおすすめです。カレーなどの2日間続けて食べられるものなら、単純に1回分の調理時間が減らせます。 

週1回はこうした料理を献立に入れるととてもラクになります。カレーやミートソースなら、翌日ドリアにリメイクすると飽きずに楽しめますよ。

また、冷凍可能なものは一度にたくさん作っておき、半分は冷凍して翌週に食べるのもおすすめです。冷凍できる料理は意外と多いので、インターネットでもぜひ調べてみてください。レンジでチンするだけで1品完成するラクさを知ると、作り置きすることが楽しくなります

疲れた日は「超簡単メニュー」

疲れた日には、食材を並べたり、手作り冷凍おかずをレンジで解凍したり、焼くだけで完成する「超簡単メニュー」がおすすめです。

ポイントは、できるだけ包丁や火を使わずに完成させることです。洗い物も減って助かりますよ。具体的には次のようなメニューが挙げられます。

私の家族が好きなのは、「卵かけご飯」と「味噌汁」のセットです。栄養満点の卵を買っておき、あとは冷凍野菜やフリーズドライの野菜などを入れて味噌汁を作ります。すると、超簡単に夕ご飯ができあがります!

そこに、やる気と気分に合わせて納豆・キムチ・海苔・漬物・フルーツを足したり、買い置きの冷凍庫の塩ジャケを焼いたりすると、そこそこ満足できます。

今は飽食の時代。必ずしも、夕ご飯を毎回豪華にする必要はありません。家族が好きな「定番のらくらくメニュー」で、ぜひ一緒にご飯作りをストレスフリーにしましょう

「段取り」を整えるとラクになる!

共働きの場合、仕事がある平日のご飯作りをスムーズに進める「段取り」を整えることが、ご飯作りのストレスを減らすことにつながると私は考えています。

ご飯作りの工程は、大きく分けると「献立を考える」「買い出しをする」「料理を作る」の3つ。できるだけ休日に終わらせると、平日のご飯作りがぐんとラクになります。

ひとつの例として、私が行っているご飯作りの段取りをご紹介します

「献立決め」は休日にすませる

休日は、冷蔵庫などの残り物から、月曜日~金曜日の献立を大体決めます。週の後半は、“らくらくメニュー”が中心です。
そして平日は、状況を見つつ調整します。家族が予定より食べなかったら、残り物を食べる日を作ったり。疲れて作る気になれないときは、買い置きしておいたレトルト食品などを活用したりします

ネットスーパーを活用して「買い出し」

食材は、休日のうちに近所のスーパーでまとめ買いします(リアル店舗に買い出しに行くのは基本この1回のみ)。または、ネットスーパーで、食材が必要になるタイミングで届くよう、週末に週の半ばに届くように注文したりします。
平日は、パンなどの日持ちしない食材や、足りなくなった調味料などを、近所のコンビニやネットスーパーでちょっとだけ買い足します

作り置きで「料理」が必要ない日を作る

料理も、できれば休日に作り置きをします。時間がある週末だと、2~3時間作り続けることも珍しくありません。
平日は、体力に余裕のある月曜日から水曜日は、できるだけ献立通りに作ります。朝食作りと同時に、夕食の下準備(食材を切る・下味をつけるなど)を終わらせることが多いです。一方で、疲れが出てくる木曜日や金曜日は、“らくらくメニュー”が中心なので、料理らしい料理は作りません

疲れた週末・平日は「ご褒美デー」に!

もちろん、疲れている週末や平日もあるので、段取り通り進まないこともよくあります。そのときにストレスをためない工夫として、疲れたときは「ご褒美デー」と割り切って、手抜きをしていい日にしています。

その時の疲れ具合や気分、家計の予算によって選べるように、いくつかパターンを準備しています。私も我が家の子ども達も、このご褒美デーが大好きです!

<筆者のご褒美デーのパターン>
・缶詰、レトルト食品、インスタント食品を楽しむ
・お惣菜パーティーをする
・総菜屋、牛丼屋などでテイクアウト
(やる気が出たら野菜たっぷりの汁物かサラダを添える)
・近所のファミレスに食べに行く

近所のファミレスではたまに保育園のママ友家族に出会うこともあり、「毎週水曜はこの店!」と決めているママもいました。みんなうまく力を抜いて、共働きライフを楽しんでいるのがわかります。

今回は、共働きママFPのリアルなご飯作りの中身を紹介しました。私はご飯作りが好きなほうですので、あまり好きでない人はもっとラクすることを意識しても良いと思います。

ご飯で栄養を取ることは大事なことですが、ママの笑顔を守ることもすごく大事なことです。ぜひ、一日お仕事を頑張った自分に鞭を打つことは避けて、ご飯作りをゆるっと楽しんでくださいね。 

次の記事では、共働きママFPが愛用している「時短家電」について、リアルな本音を紹介します。お楽しみに!

★2023年5月25日現在の情報です
(執筆:張替 愛

★働き方キャリア関連記事一覧はこちら★
みらいに役立つ無料メルマガ配信中
無料相談のお申し込みはこちら

 

※こちらの記事もおすすめです

 

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top
G-PX859W0BJK