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小学生になったら交通系ICカードでキャッシュレスのお勉強【お小遣いで育てる子どもの未来】


小学生になると、電車やバスで学校や習い事に通ったり、おでかけする機会も増えてきます。SuicaやPASMOなど、便利な交通系ICカードを子どもに持たせたいと思っているご家庭も多いのではないでしょうか。

今回は、小学生になって初めて交通系ICカードを持たせるときを想定し、こども用Suicaを例にカードの作り方や注意点などをご紹介します。

小学生になったら交通系ICカードでキャッシュレスの勉強をはじめよう

小学生が電車やバスに乗る時は、大人の半額の子ども運賃が必要です。

通学や習い事以外にも、友達とのお出かけなど子どもだけで電車やバスに乗る機会も増えてくるでしょう。

頻繁に交通機関を利用するのであれば、交通系ICカードを使って「キャッシュレスの勉強」をはじめてみませんか。実生活の中で、キャッシュレスと上手に付き合えるようになる、よい機会になります

小学生には子どもの情報を登録した交通系ICカード

大人と同じ記名式の交通系ICカードに、子どもの名前や生年月日などの情報を登録すると、こども専用カードとなり、大人の半額の運賃が自動精算されます。

このコラムでは、JR東日本発行の、全国の鉄道各社等で利用できる交通系ICカード「Suica」を中心にご紹介します。

なお、全国の交通系ICカードで子ども運賃が適用されるカードの特徴などは、下表のとおりです。PitaPaの「キッズカード」のみ、電子マネー機能はついておらず、交通運賃を使った分だけ親(本会員)のクレジットカードで支払う後払い方式です。他のカードについては事前に現金をチャージしておく前払い方式です。詳細は、HP等でご確認ください


こども用Suicaとは

Suicaには、無記名式の「Suicaカード」と記名式の「My Suica」の2種類があり、子どもが作れるのはMy Suicaのみです。通学等で使う場合には、定期券機能付きの「こども用Suica定期券」にできます。

カードには有効期限があり、小学校卒業年の3月31日まで利用できます。名前が印字された子ども本人のみ使用可能で、改札でカードをタッチすると「ピヨピヨ」という音がなったりランプが点灯するなど、小学生が利用したことがわかるようになっています。

また、行動範囲が広くなると心配になるのが子どもの安全です。こども用Suicaでは、「まもレール」という駅の改札を使った、子ども見守りサービス(有料)と連携することができます。対象駅の自動改札機を通過すると、「通過時刻・利用駅・チャージ残額」が保護者のメールに通知されるサービスで安心です

こども用Suicaの作り方

こども用Suicaは、Suicaエリア内のJR東日本の「みどりの窓口」で購入できます。購入する際は、本人確認のため利用する子どもの身分証明書が必要になります。親が代理で買うこともできます。
カードの使い捨て防止の観点から、初めて買う時に500円分の預かり金(デポジット)を支払います。預かり金は、カードを返却すると戻ります

こども用Suicaの注意点

こども用Suicaでは、次の3つの注意点を覚えておくとよいでしょう。
・「こども用Suica」を持っている場合は、「こども用Suica定期券」や「小児用PASMO」を同時に持つことができない。
・有効期限を過ぎると使えなくなるため、中学生になったら大人用に切替が必要。
・オートチャージができないので、残額不足にならないよう注意が必要

交通系ICカードのメリット・デメリット

子どもが、交通系ICカードを使う上でのメリット・デメリットは次の通りです

お金の教育をする上での注意

事前に利用用途を決めておこう

交通系ICカードは、電子マネーとしてコンビニなど様々な場所で利用でき、とても便利です。

しかし、カードをタッチするだけで支払いが完了してしまうため、手元から現金が減って行く感覚をつかめないのが難点です。ついつい使い過ぎてしてしまったり、友達に気前よくジュースをおごってしまったり、とトラブルも起こりがちです。

無駄づかいや無用なトラブルを防ぐために、運賃支払い以外の利用用途をあらかじめ親子で決めておきましょう。たとえば、習い事の時の軽食代や緊急時の利用だけに限定する、などです

子どもに現金チャージをさせてみよう

こども用Suicaは、駅の券売機やコンビニなどで現金チャージができます。

チャージは、子ども本人か親子で一緒に行いましょう。自分でチャージをすることで、これだけのお金がカードに入っているんだ、ということを自覚できます

定期的に利用履歴や残額を確認しよう

カードのチャージ残額が不足すると、電車に乗ることができません。

日ごろから、改札を通過する時や、電子マネーを使ったレシートで、必ず残額をチェックする習慣をつけましょう。

また、子どもの利用状況を振り返るために、定期的に親子で一緒に利用履歴を確認するようにしましょう。利用履歴は、券売機で表示や印字ができます

紛失時の対応を確認しよう

交通系ICカードを紛失した場合は、悪用される可能性もあります。
事前に、紛失時の対応方法を親子で確認しておきましょう。

こども用Suicaは、有料で再発行が可能です。カードを紛失した場合は、駅の窓口で再発行手続きをとり、カードの利用停止をお願いしましょう。手続きには、購入時に登録した情報と身分証明書が必要です。
カード内のチャージ残額は、停止完了となった時点の金額が保証され、翌日以降にカードが再発行されます。

万一の紛失に備え、利用区間の運賃分の現金をお守りとして持ち歩いていると安心かもしれませんね。

今後、キャッシュレス社会の拡大が予想されます。
小学生になり電車やバスを利用する機会があるなら、お金の勉強を兼ねて交通系ICカードを使って、見えないお金であるキャッシュレスとの付き合い方に慣れていけるとよいですね。

次回のコラムで、交通系ICカード以外で小中学生が利用できるキャッシュレス決済についてもお伝えしますね。お楽しみに!

 

★2021年10月29日現在の情報です
(執筆:原田幸子

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