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親子で話し合う「お小遣い会議」のススメ【お小遣いで育てる子どもの未来】


お小遣いは、「お金」と向き合うことで、自分で考えて行動する力を育むことが期待できます。その効果を最大限に発揮するために、親子でじっくり話し合う「お小遣い会議」をオススメします。

お小遣いを始めたい、今のルールを見直したい、学年が上がったのでお小遣い額をアップしたい、といった場合は、お小遣い会議を開くチャンスです。

今回は、「お小遣い会議」について、わが家の事例を交えながらご紹介します。

■お小遣い会議をおススメする2つの理由

お小遣い会議は、「お小遣いについて親子で話し合いをすること」です。この「話し合い」がポイントなんです。おススメの理由を2つお伝えしましょう。

まず、ひとつ目の理由は、子どもが話し合いに参加することで、主体的にお小遣いに取り組めるから。

お小遣いの金額やルールは、親の都合で一方的に決めてしまいがちです。それは、とても楽なのですが、子どもがお小遣いと向き合う機会を減らすことに。せっかくなので、子ども自身が自分のお小遣いで何を買いたいか、いくら必要か、を考える時間を作ってみませんか?お小遣いの金額やルールを自分で決めることで、自分の行動に責任を持つようになります。また、黙っていてもお金が手に入る、という勘違いを防ぐこともできます。

ふたつ目の理由は、お金の話をオープンにできる家庭になるため。

日本には、親子や夫婦であってもお金の話をしづらい、といった風潮があります。しかし、そういった風通しの悪い環境では、万一のお金のトラブルにも気づきにくくなります。お小遣いを通して、家庭の中でお金の話ができるようになるとよいですね。お金に関するコミュニケーションを深めて、トラブル防止につなげましょう。

■お小遣い会議で話し合うことは?

お小遣い会議では、金額や渡し方、そしてご家庭でのルールを親子で話し合ってみましょう。ご家庭の方針や家計から出せるお小遣いの上限額などを伝えておくのも良いですね。
※お小遣いの金額についてはこちらのコラムを、渡し方についてはこちらのコラムをご参照ください。

お子様がまだ小さい場合は、1回の会議の時間はできるだけ短く、テーマは1つか2つに絞ると良いでしょう。

わが家のはじめての会議は、報酬制のお小遣いを始める前に行いました。娘が3歳9ヵ月の時です。話し合うテーマは「お仕事決め」の1つに絞り、ルールについては口頭で簡単に説明しました。娘は、「会議」という響きが気に入り、大人の仲間入りをした気分で、ノリノリで参加していました。それでも、30分が限界でしたけどね。

■お小遣いルールはどんなこと?

お小遣いのルールは、お子様の年齢や行動範囲に合わせて、親子で一緒に検討できるとよいですね。たとえば、こんな感じです。ご家庭のルール作りの参考にしてみてくださいね。

子どもが小さいほど、はじめてのことが多いので、ルールは細かくなるでしょう。しかし、一度にたくさんのことは覚えられません。わが家では、お小遣いを渡すたびに、少しずつ新しいルールを増やしていきました。「前回は、お金を3つの瓶に分けるルールを覚えたから、今回は、お小遣い帳のつけ方を覚えよう。」といった感じで、ゆっくりと進めていきました。

■お小遣い会議をするタイミングは?

お小遣い会議は、定期的に行いましょう。年のはじめの1月や学年が上がる4月など、気持ちや生活リズムを新たにするタイミングがおススメです。

また、親から見て、親子で決めたルールを守れていないと思う時、ひんぱんにお小遣いの値上げをお願いされる時などは、臨時会議を開きましょう。決めたルールと子どもの生活との間にズレが生じているかもしれません。

わが家では、お小遣いをはじめて2ヶ月を過ぎた頃、こんなことがありました。

娘の生活リズムが大きく変わり、自分で頑張ると約束した「お仕事」が十分にできない日が続きました。親子共にストレスがたまる日々。そこで、会議を開き、何に困っていて、どうしたらよいと思うか、子どもも親もお互いの気持ちを話しました。その結果、娘はひとつひとつ「できる?できない?」と考えながら、自分で「お仕事」の見直しをすることができました。

娘を見ていると、話し合いをして、自分の意見が通れば、張り切っています。自分で決めた「お仕事」だから頑張る!というモチベーションに繋がっているようです。

ぜひ、親子でお小遣い会議を開き、お子様が自分のお小遣いと向き合う時間を作ってみてくださいね。

次回は、お小遣い会議をまとめる「お小遣い契約書」について取り上げます。お楽しみに!

 

★2021年4月28日現在の情報です
(執筆:原田幸子
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