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上手にお金を使えるようになる「お買い物」トレーニングのすすめ【お小遣いで育てる子どもの未来】


前回は、魔法の貯金箱を使って、やりくり力を育てましょう!というお話をご紹介しました。

しかし、貯金箱にお小遣いをふりわけていくだけでは、お金を使えるようになりません。

今回は、子どもが上手にお金を使えるようになる、おすすめの「お買い物」トレーニングを2つお伝えします。

■上手にお金を使えるようになるために「お金を使う練習」が必須

子どもはお金の初心者です。お金の使い方を知らなくて当然です。

お小遣いをもらっている子どもでも、欲しいものがあると親にねだり買ってもらおうとして、「これ買うね!」と自分のお金で買い物できる子は少ないと思います。

実はこれ、次の2つのことが原因なんです。

原因1:お金を使うイメージがわかない、使い方がわからない

お金で、欲しい物を買えることを知っていても、レジでお金を支払うイメージがわかない、やりとりの仕方がわからない、ということが考えられます。

お金を使うイメージを理解させるためには、子どもに買い物の一連の流れを体験させることが大事です。

欲しい物を選んで、レジに持って行き、お財布からお金を出して支払い、お礼を伝える。最初は、商品1つからがおすすめです。子ども一人では難しくても、親と一緒なら安心して「お金を使う」練習ができます。

原因2:いつも親が買ってくれる、買ってもらうのが当たり前になっている

もしかしたら、自分のお小遣いを使うタイミングに気づいていないだけかもしれません。
「買って!」と買い物かごに入れてしまえば、「まぁお菓子くらいなら」と少額なものほど買ってしまうことがありますよね。

いつでも親がお金を出してくれる環境にあると、気づかないうちにお小遣いを使う機会を逃してしまうこともあります。お小遣いを渡しているのであれば「自分のお小遣いで買ってみよう」と促してみてください。「お小遣いを使っていいんだ!」と、きっと喜ぶはずです。

お金を使えるようになるためには、実践あるのみ!
成功や失敗を繰り返しながら「お金を使う」経験を積んでいくことが大切です。

次からお伝えする、お金を使う時に意識したいポイントとおすすめの「お買い物」トレーニングをぜひ、試してみてください。

■小さいうちからしておきたい!おすすめ「お買い物」トレーニン

①「必要な物(ニーズ)と「欲しい物(ウォンツ)」を意識させるトレーニング


上手にお金を使える人は、お金を出す際に、これは必要な物(ニーズ)なのか、欲しい物(ウォンツ)なのか、を無意識に考えられるものです。

「必要な物」は、生きていく上で、ないと困るもの。たとえば、食べ物、家、服などです。また、払うことが決まっているようなイベント代なども入ります。

「欲しい物」は、すぐになくても困らないけど、自分の「~したい」「~がほしい」という欲求をかなえてくれて、心や生活を豊かにしてくれるものです。

子どものうちから、お金を使うときには、意識的に「必要な物?」「欲しい物?」と問いかけるクセをつけさせることが大切です。

<おすすめトレーニング>
買い物をする時「必要な物?それとも欲しい物?」と問いかけます。家でも、目の前にある物で「ニーズ?orウォンツ?」とゲーム感覚で聞いてみるのもよいですよ。

最初のうちは、良く考えずに答えることが多いかもしれませんが、次第に、自分にとって、どっちなのかをじっくり考え、区別できるようになってきます。

生きていくのに欠かせない 「必要な物」は、子どものうちは自分でお金を出すことは少ないでしょう。でも、お友達の誕生日プレゼントや、自分の不注意でなくした文房具などをお小遣いで出すと決めている場合、それらは、子どもにとって「必要な物」となりますね。

日頃から「必要な物?それとも欲しい物?」を考えるクセがついていれば、お小遣いの中で、先に「必要な物」を買い、「欲しい物」は余っているお金で買うというやりくりが、次第にできるようになるでしょう

②「どれが一番?」優先順位を考えさせるトレーニング


お小遣いをもらい始めたばかりの頃は、「必要な物」にお金を使うことはまだ少ないでしょう。「欲しい物」を買うことがお小遣いのメインの使い道となります。子どものうちに、限りがあるお金の中で、「欲しい物」をどう手に入れるとよいか、優先順位を考えるトレーニングをしておきましょう。

<おすすめトレーニング>
「欲しい物」をノートに書くなどして、リストを作るトレーニングです。リストには、値段もメモさせると完璧です!

1週間前に欲しかった物と、今日欲しくなった物、どちらを先に買いたいか、持っているお小遣いで買えるかな、と考えることができます。

お店では「あれも、これも」となりがちですが、リストを作ることで、クールダウンできて、いつの間にか「やっぱりいらないかも」と衝動買いや無駄遣いを防ぐ効果も期待できます。

筆者の娘は、「欲しい物リスト」を確認するたび、「次は買うぞ!」という決意を固め、買い物の際はわき目もふらずにお目当てのものを買って大満足の様子です。

「必要な物(ニーズ)と欲しい物(ウォンツ)」を意識し、優先順位を考えるときに、必ず自分のお小遣いを「何に?」「なぜ?」使うのかを意識できるようになります。

これが、上手にお金を使えるようになるための「お買い物」トレーニングです。

次回は、今回のお話をふまえ、お金の使い方を鍛えるお買い物体験・実践編をお伝えする予定です。お楽しみに!

★2021年7月14日現在の情報です
(執筆:原田幸子

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