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小さい子どもがお小遣い帳以外でできる、お金の管理法【お小遣いで育てる子どもの未来】


前回のコラムでは、自分のお金の流れを確認する習慣作りに「お小遣い帳」をおすすめしました。

とはいえ、お小遣い帳デビューにはまだ早い、というご家庭もあるでしょう。

そこで今回は、お小遣い帳以外でできる、お金の管理法についてお伝えします。わが家の娘がお小遣い帳を始める前に使っていた、おすすめのツールもご紹介しますね。

■見るだけでお金の「ふえた!減った!」を感じさせよう!

読み書きや、たし算・ひき算がまだ難しい段階で、無理にお小遣い帳を始めると、イヤになり、お小遣いどころではなくなってしまう可能性もあります。

その場合は、見るだけでわかるツールを使って、お金の増減の感覚をつかむことからはじめてみましょう。

お子様自身が、お小遣いをもらってお金がふえた!買い物をしたらお金が減った!と気づき、お金の動きを理解するようになります。お小遣い帳をスムーズに始められるステップにもなり、おすすめですよ

■効果的な3つのおすすめツール

わが家の娘が使っていた、おすすめツールを3つご紹介します。

<お金の全体量がすぐわかる「透明のビン」>

フタつきの透明のビンで、中身が見えれば、ガラス製でなくても大丈夫です。お子様の年齢に合わせ、安全なものをご準備ください。

わが家は、ジャムの空きビンを再利用しています。当時3歳9ヵ月の娘でもフタの開け閉めができ、小銭で重くなっても、自分で扱える大きさにしました。

中身の全体量が一目でわかる「透明のビン」は、ざっくりとですが「お金がふえた、お金が減った」と実感できます。

ところが「透明のビン」を見ただけでは、ビンの中にいくらあるのかまではわかりません。

ビンに入っているコインの種類によっては、お金を使って残高が減っても、おつりをもらうことで、見た目の量が増えることもあります。

ビンを見て、「お金を使ったはずなのに、お金がふえた?」とお子様が気づいたら、学びのチャンスです!ぜひ、ビンに今いくら入っているか、お子様と一緒に確認してみてください。

<色付けでお金が増えたとわかる「ぬりえ」>

ぬりえ好きなお子様であれば、お金がふえた分だけ、マス目を塗りつぶしていく「ぬりえ」も効果的です。

「ぬりえ」では、色付けで「お金がふえた」ことを実感でき、「今いくらあるのか」に関心をもてるようになります。

コインの種類ごとに100円分になるよう、マスを区切った「ぬりえシート」を用意します。わが家では、マンションに見立て「〇〇円玉のおうち」と名付けました。

お小遣いとして渡すコインは、お金の種類や組合せを覚える練習も兼ねて、1円玉、5円玉、10円玉の3種類から始めました。マス目は、同じ金額が同じサイズになるようにしています。

この時、コインの枚数をかぞえられなくても大丈夫です。

10円玉1枚だったら10円玉のおうち1マス分を塗って、「透明のビン」に入れていく、という感じで1枚1枚確認しながら色付けしていくと良いですよ。お金の名前や種類を少しずつ覚えることができます。

ぬりえの場合、お小遣い帳のように、あとで特定の日を振り返ることは難しいですが、確認した時点の残高はわかります。お子様の関心度に合わせて、今いくらあるかを親子で確認してみるといいですね。

<色を隠してお金が減ったとわかる「パズル」>

買い物などでお小遣いを使って、お金が減った場合に役立つのが「パズル」です。

「お金が減った」分だけ、ぬりえシートに「パズル」を貼っていきます。お金は使えば減る、あといくら残っているか、に関心を持つようになります。

ぬりえシートのマス目と同じ大きさに切っておいた「パズル」を準備します。パズルは、お金がふえた場合に「ぬりえ」ができるよう白色がよいですね。

お金を使った分だけ、ぬりえシートのマス目の大きさとパズルの大きさを見比べながら、カタチ合わせをして「パズル」を貼っていきます。

「パズル」を貼ると、白色のマス目に戻るので、お金が減ったことを実感できます。

「パズル」を使って、親子で一緒に買い物の振り返りができると良いですね。残っているお金を確認し、お菓子買えるかな?ゲームできるかな?など、楽しいイメージをふくらませてみてくださいね。

わが家では、お小遣い帳を始めるまでの間、ご紹介した3つのツールを使ってお金の管理をしました。娘はお小遣いを手にするたびに、透明のビンとぬりえでお金がふえていくことを実感し、喜んでいました。

また、はじめての買い物では、好きなものを自分のお小遣いで買えて嬉しい反面、透明のビンとパズルでお金が減ったことも実感し、「なくなっちゃた」という気持ちも味わったようです。

次回は、透明のビンを使ったお金の用途別(使う、貯める、人のために使う)管理についてお伝えする予定です。お楽しみに!

 

★2021年6月16日現在の情報です
(執筆:原田幸子

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